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第35期 報告書(平成25年1月1日 ‐ 平成25年12月31日) 報告書 | 株式会社小田原エンジニアリング

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Academic year: 2018

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(1)

株主の皆さまへ

平成25年1月1日 ▼平成25年12月31日

(2)

GLOBAL MAP OF

工作機械向け軸流ファンで業界トップシェアの送風機事業、防湿型浴室用照明器具では国内トップシェアの 照明事業、世界トップクラスの交換効率を誇る熱交換型換気装置の住宅換気事業等、最適環境を創造する光 と風を提供する住設・送風機器の専門メーカーです。

開発型企業としてモーター組立工程の省力化、自動化 に取り組み、数多くの革新的な自動巻線機や全自動 ラインシステムを開発してきました。今日では、業界 をリードする技術と世界トップシェアの実績を築き、 その製品は大手電機メーカーや自動車メーカーをは じめ、国内外の企業に積極的に採用されています。

ホーンコイル用自動巻線機、CNC 制御自動巻線機を日本で初めて開発し、常に時代の最先端技術と匠の技 で産業発展の一翼を担い、100 年越えの企業として歴史と伝統に裏付けされた信頼を持つコイル用巻線シス テムメーカーのパイオニアです。

住設・送風機器の専門メーカー モーター用巻線シ ステムの世界トップメーカー コイル用巻線システムのパイオニア

当社はローヤル電機株式会社(JASDAQ 上 場)及びその子会社を株式公開買付により、

平成 25 年9月に子会社化いたしました。 新化した小田原グループにご期待下さい。

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工作機械向け軸流ファンで業界トップシェアの送風機事業、防湿型浴室用照明器具では国内トップシェアの 照明事業、世界トップクラスの交換効率を誇る熱交換型換気装置の住宅換気事業等、最適環境を創造する光 と風を提供する住設・送風機器の専門メーカーです。

開発型企業としてモーター組立工程の省力化、自動化 に取り組み、数多くの革新的な自動巻線機や全自動 ラインシステムを開発してきました。今日では、業界 をリードする技術と世界トップシェアの実績を築き、 その製品は大手電機メーカーや自動車メーカーをは じめ、国内外の企業に積極的に採用されています。

ホーンコイル用自動巻線機、CNC 制御自動巻線機を日本で初めて開発し、常に時代の最先端技術と匠の技 で産業発展の一翼を担い、100 年越えの企業として歴史と伝統に裏付けされた信頼を持つコイル用巻線シス テムメーカーのパイオニアです。

住設・送風機器の専門メーカー モーター用巻線シ ステムの世界トップメーカー コイル用巻線システムのパイオニア

当社はローヤル電機株式会社(JASDAQ 上 場)及びその子会社を株式公開買付により、

平成 25 年9月に子会社化いたしました。 新化した小田原グループにご期待下さい。

(4)

100 60 80 40 20 0

第32期 第33期 第34期 第35期 第36期 (予想)

売上高 ■

単位:億円

株主の皆さまにおかれましては、平素は当

社グループの事業に対して、格別のご高配を

賜り、厚く御礼申しあげます。

当社グループの第35期(平成25年度)営業

の概況ならびに決算のご報告を申しあげます。

今後とも、事業の一層の発展に向けて全力

を尽くしてまいる所存ですので、変わらぬご

支援・ご鞭撻を賜りますよう心からお願い申

しあげます。

 当連結会計年度における我が国経済は、経済政策や金融政策の成果 と期待から円安や株価上昇が進み、企業収益の改善や個人消費の持ち 直し傾向がみられるなど、緩やかな回復基調で推移いたしました。  一方世界経済は、中国では景気拡大のテンポは安定化し、米国では 緩やかな景気回復が続き、欧州では景気は弱さが残るものの持ち直し の動きがみられるなど、全体としては弱い回復で推移いたしました。  このような状況下、当社グループは国内外のモーター製造業界の設備 投資動向に沿った製品を提供すべく、積極的な営業活動を展開し、更な る技術開発とコストダウンに努め、お客様に満足いただける生産効率の 向上に寄与する製品を開発いたしました。

 代表的なものといたしましては、ハイブリッドカー用モーターの効 率アップのために、占積率を向上させることができる平角線によるセ ミオート生産システム、ロボット・工作機械等に使用される大型サーボ モーターの全自動ラインシステムを開発、製品化いたしました。  また、生産能力向上、大型設備対応、業務効率向上等のため、平成 25年3月に取得した土地・建物の改修、増築を進めるとともに本社を 移転いたしました。更に、平成25年9月に送風機、照明等住宅関連設 備、自動巻線機及び企業再生支援を主たる事業とする、ローヤル電機 株式会社及びその子会社を株式公開買付けにより連結子会社といたしま した。今後、当社グループはモーター用巻線設備に、コイル用巻線設備 を加えた「巻線機事業」、「送風機・住設関連事業」を新たな中核事業 と位置づけ、当社グループの更なる収益基盤の強化、企業価値の増大を 図ってまいります。

 これらの結果、当連結会計年度における当社グループの営業成績とい たしましては、幾つかの大型案件の売上が翌期以降にずれ込んだもの の、ローヤル電機株式会社の3ヶ月間の業績が加わり、連結売上高は 5,626百万円(前期比8.1%増)となりました。また、利益面につきまし ては新社屋(本社工場)の取得及び移転費用などの支出等により、営業 利益は182百万円(前期比61.7%減)、経常利益は372百万円(前期比 28.0%減)、ローヤル電機株式会社を子会社化したことに伴う負ののれ ん発生益として特別利益531百万円を計上し、使わなくなった旧社屋を

平成26年3月

8 14 4 10 6 12 2 0 18 9 21 15 6 12 3 0

経常利益 ■ / 当期純利益 ■ / 売上高経常利益率 ●

単位:億円 単位:%

第32期 第33期 第34期 第35期 第36期 (予想)

代表取締役社長 宮脇伸郎 代表取締役会長 津川高行

株 主 の 皆 さ ま へ

3

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が続くことが期待されております。しかし、米国の金融緩和縮小による 影響、中国やその他新興国経済の先行き、欧州の債務危機などの懸念 材料、我が国の消費税率引上げに伴う反動など、景気の先行きは不透 明な状況にあります。

 このような状況下、巻線機事業では、燃費向上が進む自動車業界や 情報関連などの分野に、新たな巻線設備の需要が期待されています。ま た、送風機・住設関連事業では、送風機事業の主力取引先である工作 機械メーカー各社の中国現地でのファン供給ニーズに対応すると同時 に、主力製品である「軸流ファン」の中国での生産移管及び販路拡大を 実施し、効率的生産システム構築による業績向上を目指すとともに、住 設関連事業における住宅換気・ビル換気関連の事業拡大にも引き続き 注力してまいります。

 当社グループはこうした見通しを踏まえ、お客さまのニーズに応えた、 新技術・新製品を開発するため、社是である「開拓の精神で顧客に奉仕 する」を常に念頭に置き、徹底した品質向上とコストダウン、短納期化 に対処することで、顧客満足を実現し当社グループの優位性を更に高め る経営に邁進してまいります。

 また、平成25年9月に連結子会社としたローヤル電機株式会社及び その子会社とのシナジー効果の早期発揮を推進していくとともに、平成 25年10月に本社を移転した新社屋を、当社グループのコントロールタ ワーとして活用してまいります。

 このような取り組みによって、通期の業績見通しは次のとおり見込ん でおります。なお、次連結会計年度の当社の配当金は1株当たり普通配 当10円を予定しております。

遊休資産に変更して減損損失151百万円を計上したことにより、当期純 利益は659百万円(前期比194.1%増)となりました。

 当連結会計年度のセグメントの業績を示すと、次のとおりであります。  なお、当社グループは、従来、モーター用巻線設備の開発、設計・ 製造、販売を行う単一セグメントのためセグメント情報の記載は省略し、 製品及びサービスごとの売上について説明しておりましたが、ローヤル 電機株式会社及びその子会社を連結子会社としたことにより、当連結会 計年度より事業セグメントの区分方法を見直し、報告セグメントを「巻線 機事業」及び「送風機・住設関連事業」に変更しております。また、企 業再生支援事業は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、 「その他」に区分しております。そのため、前連結会計年度との対比の

記載はしておりません。  ①巻線機事業

巻線機事業に関しては、自動車向けや家電製品向け大型案件が翌 期にずれ込み、また中国をはじめとした輸出案件が減少したことに より、売上高は4,631百万円、セグメント利益は470百万円となり ました。

 ②送風機・住設関連事業

国内工作機械・産業機械業界及び電機業界を主要顧客とする送風 機事業に関しては、中国をはじめとするアジア経済の成長鈍化は あるものの、工作機械受注が回復し、住設関連事業に関しては、 住宅着工件数が回復基調のなか、復興需要や消費税増税前の駆け 込み需要もありましたが、売上高は993百万円、セグメント損失は 43百万円となりました。

 ③その他

ゴルフ場再生支援関連売上により、売上高は1百万円、セグメント 利益は1百万円となりました。

次連結会計年度の見通し

 今後の世界経済の見通しにつきましては、次第に回復力が増していく ことが期待され、我が国経済の見通しにつきましては、景気の回復基調

120 100 60 80 40 20 0

第35期

第32期 第33期 第34期

純資産 ■ / 総資産 ■

単位:億円

120 40 80 100 60 20 0

第36期 (予想) 第32期 第33期 第34期 第35期

1 株当たり当期純利益 ■

単位:円

連結予想

売上高 10,000百万円 (前期比 77.7%増) 経常利益 290百万円 (前期比 22.2%減) 当期純利益 180百万円 (前期比 72.7%減)

※次連結会計年度の見通しは、現時点で得られた情報に基づいて算定しております。従って、実際の 業績は状況の変化などにより、記載の予想と異なる場合があります。

(6)

連結貸借対照表

前連結会計年度

平成24年12月31日現在

当連結会計年度

平成25年12月31日現在 増減額

資産の部

流動資産 7,916,672 8,107,023 190,350 固定資産 1,309,733 4,014,569 2,704,836 資産合計 9,226,405 12,121,592 2,895,187 負債の部

流動負債 1,206,694 2,358,845 1,152,151 固定負債 313,048 723,718 410,669 負債合計 1,519,742 3,082,563 1,562,820 純資産の部

株主資本 7,913,593 8,514,882 601,289 その他の包括利益累計額 △ 206,930 △ 98,293 108,637

少数株主持分 622,339

純資産合計 7,706,662 9,039,028 1,332,366 負債純資産合計 9,226,405 12,121,592 2,895,187

(単位:千円)

連結財務諸表(要約)

■ 会社の概要 ■ 取締役・監査役 (平成26年3月28日現在)

株式の状況及び会社の概要

 (平成25年12月31日現在)

商 号 株式会社小田原エンジニアリング

本 社 所 在 地 神奈川県足柄上郡松田町松田惣領1577番地

資 本 金 12億5,081万円 設 立 昭和54年10月15日

従 業 員 数 127名

代 表 取 締 役 会 長

津 川 高 行

代 表 取 締 役 社 長

宮 脇 伸 郎

取 締 役

保 科 雅 彦

取 締 役

湯 山 信 介

取 締 役

平 野 雅 敏

取 締 役

石 塚 立 身

常 勤 監 査 役

長 井   紘

常 勤 監 査 役

米 村 邦 男

監 査 役

山 上 大 介

監 査 役

石 原   修

資産の部

新社屋の取得・移転及びローヤル電機株式会社 の子会社化により資産が増加した一方で、有価 証券(譲渡性預金)が2,412百万円減少いたし ました。この結果、資産合計は、前連結会計年 度末に比べて31.4%増加し、12,121百万円と なりました。

負債の部

ローヤル電機株式会社の子会社化により、支払 手形及び買掛金が827百万円、退職給付引当金 が281百万円増加いたしました。この結果、負 債合計は、前連結会計年度末に比べ102.8%増 加し、3,082百万円となりました。

純資産の部

利益剰余金が601百万円及びローヤル電機株式 会社の子会社化により少数株主持分が622百万 円増加したことにより、純資産合計は、前連結 会計年度末に比べ17.3%増加し、9,039百万円 となりました。

(7)

連結損益計算書

(単位:千円)

前連結会計年度 当連結会計年度

増減額

自 平成24年1月1日

至 平成24年12月31日 自 平成25年1月1日至 平成25年12月31日

売上高 5,206,244 5,626,689 420,445

売上原価 3,839,512 4,246,263 406,751

売上総利益 1,366,731 1,380,425 13,694

販売費及び一般管理費 890,178 1,197,765 307,587

営業利益 476,553 182,660 △ 293,892

営業外収益 41,623 192,217 150,593

営業外費用 461 1,997 1,536

経常利益 517,715 372,879 △ 144,835

特別利益 65 531,867 531,801

特別損失 135,544 151,573 16,028

税金等調整前当期純利益 382,236 753,173 370,937

法人税、住民税及び事業税 103,900 53,562 △ 50,337 法人税等調整額 53,988 64,973 10,984 法人税等合計 157,889 118,535 △ 39,353

少数株主損失 25,260

当期純利益 224,347 659,898 435,551

■ 大株主

■ 株式の状況

株 主 名 持株数 持株比率

津川高行 2,064,164株 35.26%

日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 315,300株 5.39%

株式会社横浜銀行 289,100株 4.94%

CGML-IPB CUSTOMER COLLATERAL ACCOUNT 254,000株 4.34%

津川晃弘 220,400株 3.77%

西村正明 216,772株 3.70%

津川善夫 191,980株 3.28%

小田原エンジニアリング従業員持株会 175,564株 3.00%

株式会社小田原機器 151,200株 2.58%

エスアイエツクス エスアイエス エルテイーデイー 108,500株 1.85%

(注) 1. 当社は自己株式539,241株を保有しておりますが、上記大株主から除いております。 2. 持株比率は、自己株式539,241株を控除して計算しております。

3. シンプレクス・アセット・マネジメント株式会社から、平成25年6月21日付で関東財 務局長に提出された変更報告書により、平成25年6月14日現在同社が528,100株(同 日現在の保有割合8.26%)を保有している旨の報告を受けております。しかし、当社 として当事業年度末における同社の実質所有株式数の確認ができませんので、上記大 株主には含めておりません。

発行可能株式総数 15,757,600株

発行済株式の総数 (うち、自己株式539,241株)6,392,736株

単元株式数 100株

株主数 934名

経常利益

新社屋の取得及び移転費用の支出等により、経 常利益は372百万円(前期比28.0%減)となり ました。

当期純利益

ローヤル電機株式会社を子会社化したことに伴 う負ののれん発生益として特別利益531百万円 を計上した結果、当期純利益は659百万円(前 期比194.1%増)となり、1株当たり当期純利 益は112円74銭となりました。

売上高

国内外のモーター製造業界の設備投資動向に沿 った製品を提供すべく、積極的な営業活動を展 開し、ハイブリッドカー用モーターの効率アッ プのために、占積率を向上させることができる 平角線によるセミオート生産システム、ロボッ ト・工作機械等に使用される大型サーボモー ターの全自動ラインシステムを開発、製品化い たしました。

更にローヤル電機株式会社を子会社化した結果、 連結売上高は5,626百万円(前期比8.1%増)と なりました。

(8)

株 主 メ モ

事 業 年 度 1月1日~12月31日 期 末 配 当 金 受 領 株 主 確 定 日 12月31日

中 間 配 当 金 受 領 株 主 確 定 日 中間配当を実施する時の株主確定日は6月30日 定 時 株 主 総 会 毎年3月

株 主 名 簿 管 理 人

特 別 口 座 の 口 座 管 理 機 関 三菱UFJ信託銀行株式会社

同 連 絡 先 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部

〒137-8081 東京都江東区東砂七丁目10番11号 電話 0120-232-711(通話料無料)

上 場 証 券 取 引 所 東京証券取引所 JASDAQ(スタンダード)

公 告 方 法 電子公告とする。ただし、事故その他のやむを得ない事由によって電子公告 による公告をすることができない場合は、日本経済新聞に掲載して行う。 公告掲載URL http://www.odawara-eng.co.jp

参照

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② 期末自己株式数 2022年12月期2Q 574,913株 2021年12月期 579,913株.. ③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年12月期2Q

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